水道橋博士のツイートで知り、書店にて少しだけ立ち読みしました。彼のメルマガで連載されていたラジオに関するエッセーを本にまとめたもので、著者は放送作家とのこと(この方もいずれ秋元康・小山薫堂・鈴木おさむさんのように有名になられるのでしょうか)。
Amazonの写真では分かりませんが非常に分厚く、店頭でそのボリュームと値段(3,132円)に驚きました。ラジオについてここまで厚く熱く語っている本は、他に無いのではないでしょうか。ご参考までに札幌の三省堂書店さんのツイートを(手書きのポップが素敵です)。
これ以上のラジオ本は誰にも書けない、と水道橋博士も太鼓判!珠玉のラジオエッセイ発売中デス。#ラジオブロス #オススメ pic.twitter.com/tcG4x8KrTh
— 札幌三省堂書店 (@saporo_sanseido) 2016年12月6日
このボリュームと値段!出版社もかなり思い切りましたね。私は店頭にて少し読んだものの、重かったのとその文章からほとばしる”熱い思い入れ”のようなものに圧倒されてしまい、すぐに置いてしまいました(笑)。
私は「ラジオ番組はパーソナリティとリスナーのもの」だと思っているので、リスナーでない人に中身を紹介することに違和感を感じてしまったのかも知れません。ラジオでの飾らないトークは、内容はともかくその”ノリ”までは活字では表現出来ませんしね。
同じラジオ好きであっても好きな番組は人それぞれですし、同じ番組が好きでもどこが好きなのかは人それぞれだ、ということを認識させて貰えた本でした。
少々辛口の意見を書きましたが、少し読んだだけでもラジオ番組への愛情が伝わる本でした。この本を通してラジオに関心を持つ方が増えて下さると嬉しいと思います。