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文化放送がアナウンサーを募集しているけれど

文化放送を聞いていたら、アナウンサーの募集が流れました。詳細は公式サイトに出ていましたが、消されてしまいましたので抜粋します。

『文化放送 契約アナウンサー募集概要』

【募集職種】
契約アナウンサー

【募集人数】
若干名

【入社時期】
平成29年10月

【応募資格】
下記2点を満たすこと。
①短大卒以上
②アナウンサーとしての実務経験のある方、又は、それに準ずる実務経験や訓練(就学)経験のある方

【待遇】
契約期間 1年契約(更新あり最長3年まで)
勤務時間 原則9時30分~17時30分
     ※但し、勤務により始業時間は異なる(1日8時間拘束)
勤務地  文化放送本社(東京都港区浜松町1-31)
休日   週2日(勤務により曜日を決定)、年末年始休
給与   年収300万円以上(年齢、経験、能力を考慮の上、当社規定により決定)
賞与   なし
退職金  なし
有給休暇 年12日
交通費  支給
社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)有

経験者、最長3年の契約社員、年収約300万円(ボーナス・退職金なし)だそうです。非常に厳しい待遇ですね。

私の中ではアナウンサーといえば高度な専門性を必要とする憧れの職業という認識でしたが、今やよくある派遣労働者とあまり変わらないような待遇になってしまったのでしょうか。

人件費が掛かる正社員はなるべく減らし、代わりに安上がりかつ解雇しやすい契約社員を使うように方針を転換されたのかも知れませんね。文化放送は女性アナウンサーのカレンダーなどのグッズを販売していますから、常に若い人を抱えておきたいという事情もあるのかも知れませんが。

正規雇用者を非正規雇用者に切り替えるのは社会全体の流れではありますが、アナウンサーまでそんなことでいいのかと思ってしまいました。こんな生活に余裕の持てない雇用では、良いアナウンサーは育たないでしょう。


追記:その後2019年にも募集をしているのを発見しました。

文化放送契約アナウンサー募集 | 記事詳細ページ

こちらも募集要項を抜粋します。年収300万円で浜松町に通えるところに住むと、生活するのがやっとではないでしょうか。アナウンサーに憧れるのは良いけれど、あまりお薦めはできません。

【募集職種】【募集職種】契約アナウンサー
【募集人数】若干名
【入社時期】2020年4月
【応募資格】下記2点を満たすこと
① 短大卒以上
② アナウンサーとしての実務経験のある方、又は、それに準ずる実務経験や訓練(就学)経験のある方
【応募方法】下記のものを郵送してください。
① 履歴書1通(自筆、写真添付、市販のもので可) ※メールアドレスを必ず記入してください。
② 全身の写ったスナップ写真(最近3ヶ月以内に撮影したもの)
③ 卒業証明書
④ 自己PR素材(A4用紙1~2枚、音声CD等、ご自身で選択してください)
【送付先】〒105-8002 港区浜松町1-31 文化放送総務部 契約アナウンサー募集係
【締め切り】2019年7月19日(金)必着
【選考方法】書類選考の上、合格者のみ8月16日(金)までに連絡いたします。
【問合せ先】ann-saiyo@joqr.net

選考の経過に関しては回答出来ませんのでご了承ください。

【待遇】契約期間 1年契約(更新あり最長3年まで)

勤務時間 原則9時30分~17時30分

※但し、勤務により始業時間は異なる(1日8時間拘束)

勤務地 文化放送本社(東京都港区浜松町1-31)

休日 週2日(勤務により曜日を決定)、年末年始休

給与 年収300万円以上(年齢、経験、能力を考慮の上、当社規定により決定)

賞与 なし

退職金 なし

有給休暇 年12日

交通費 支給

社会保険 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険